2017年2月7日火曜日

なんという速く重い攻撃だ

ベジータが料理つくるときに見るサイトは「クックハッハ」だな、などと独り言をつぶやきつつクックパッドを見ている。料理はもうなんかぜんぜんやってない。スーパーには「プルコギセット」みたいな、肉とたまねぎと、係のおばちゃんの気分が乗ったときにはネギとかが、切ってごま油と辛みであえてあるパックが売っているから、それを買ってきてフライパンで瞬間的に加熱してごはんに乗せて食べてしまう。そういう晩飯をよく食う。先日読んだ土井善晴氏の本に影響をうけて、たまには味噌汁を追加することもあるが、「乾燥みそしるの具」みたいなやつをパラパラ注いで手早く混ぜておしまいにする。米は上手に炊く、これだけがポイントで、とにかく米さえうまく炊ければぼくの場合はどうにでもなってしまう。でも、米が炊けなくてもよしとすることもあり、たとえば肉に飽きた日に、魚の切り身やエノキダケをホイルに乗せてバターをおとしてホイルでくるんでフライパンでちょっと焼いておしまい、食べるときにはポン酢をかけて味を調節しながら食べる。このときはもはや汁物も、ごはんさえも用意せず、金麦75%オフのやつを3本ほど用意して晩飯にしてしまう。普段はおかしをほとんど食べないが、出張のあとに大量に買って帰った「おみやげ」(だいたいはフォロワーから教えてもらったやつだ)が戸棚に溜まると、朝飯は出張先のおかしにしてしまうこともある。

このようなきわめて質素で適当な朝食および夕食・夜食が許されているのはひとえに、勤務中は毎日かならずボスと一緒に職員食堂に行ってB定食(460円)を食う、という決まりになっているからだ。B定食には小鉢を2つ付けることができ、いんげんの和え物とか小さな卵焼きとか切り干し大根のような副菜をとることができる。食堂のおばちゃんもおっちゃんも愛想はないがぼくの顔と体型をみてご飯を適切に盛るくらいのワザを持っている。朝と晩がめたくそならば昼しっかり食べればよい、忙しければ食を抜くこともあるだろう、深酒で少し食い過ぎる日もあるだろう、でも、昼飯はがっちり管理のB定食だ(ただしB定食が鳥料理の場合、ボスが鳥が苦手なのでA定食に変更となる)。

結論として……ぼくの体はB定食により管理されている、ということだ。管理というほどでもないか、なんというか、真ん中に一本、B定食という背骨が通った食生活をしている、というくらいのニュアンスが正しいかもしれない。そこまででもないか、背骨が全部B定食というのは言い過ぎだな、そうだな、尾てい骨くらいはB定食でできてるんじゃないかな、びいていこつ、だけにね、クックハッハ。