脳だけが旅をする

安楽椅子ツアーです

2017年3月31日金曜日

病理の話(64) 反復によってすりこむ病理学

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何回説明されても、実際に自分で手を動かしたり考え続けたりしていないとなかなか身につかないもの、というのがある。 それはたとえば、ぼくにとっては、「血液ガス検査」である。田中竜馬先生の本を買って勉強して、そのときはわかった気になるんだけど、現場で運用しているわけではないぼくは、...
2017年3月30日木曜日

宣伝ですwwwwwwwわかるかwwwwwwwフフッwwwwwwwww

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昔から沢木耕太郎が好きだった。 須賀敦子のエッセイというのは、ぼくがツイッタランドで教えてもらった中ではもっとも大切なものだ。 ぱっと思いついた二人はいずれも随筆を書くが、彼らの文章を読んでいると、優れた日記は私小説と区別がつかないのだなとか、自分を語ることが世界を語るこ...
2017年3月29日水曜日

病理の話(63) がんという言葉の強すぎる言霊をどうしよっかなってこと

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ボスと一緒に顕微鏡を見ていて、たまーに、こういう会話になることがある。 「この胃の腫瘍、腺腫(良性)だと思う? 癌(悪性)だと思う?」 「うーん……ぼくはこれだと癌だと思いたいんですけど……」 「だよねえ……でも、どうしようね……」 「微妙なところですよね……...
2017年3月28日火曜日

病理の鉄人という名前のポスターを作ったことがある病理学講座は手を挙げなさい

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それにしてもレトルト食品とか冷凍食品の進化と言ったらすごくて、カレーにしてもパスタの具にしてもそうだが、あんかけチャーハンとか、コロッケとか、グラタンみたいなのもあるし、ハヤシライスとビーフストロガノフとハッシュドビーフの違いが事細かに表現されているといううわさもある(出所はぼく...
2017年3月27日月曜日

病理の話(62) 削り節か活け作りかみたいな違い

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病理では顕微鏡でプレパラートを見て診断するのだが、このプレパラート標本の作り方にも何種類かある。 「薄切」といって、検体を4μmという向こうがみえる薄さに切る特殊なワザ(技師さんが得意)がある。 カツオブシを削るやつと同じ原理、といったら分かるだろうか。 ...
2017年3月24日金曜日

今やっているのが10倍界王拳なんじゃ

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「このメイクをすると、小顔に見えるんで、今すごく流行ってるんですよ~!」 という特集を見たあとに、件のメイクをしている人に出会うと、そうか、顔を小さく見せたいのか……と察してしまう。 「このパンツ、くるぶしが見えるくらいの長さではくと、足が長く見えるんですよ~!」 と...
2017年3月23日木曜日

病理の話(61) 戦場で何を探るか

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病理医の主戦場というと、やはり「がん診療」である。 では、がん診療においてぼくらがやっていることは何か。 患者さんから採ってきた細胞が、「がんか、がんでないか」を判断するという、イエスかノーかの二択に挑むこと。 たしかにこれがいちばんわかりやすい。 だから、医療者...
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Shin Ichihara
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