脳だけが旅をする
安楽椅子ツアーです
2018年1月31日水曜日
病理の話(165) CPC劇場
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医療はひとすじなわではいかない。 臨床医が考え込んでいる。画像診断にたずさわる診療放射線技師が悩む。臨床検査技師がしっくりこないと首をひねる。看護師たちがいつもと違うといって悪戦苦闘する……。 病気は複雑だ。 ときにわからないことがある。納得できないことがある。 ...
2018年1月30日火曜日
建前と前立腺ってよく考えると兄弟
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ごっそり消して書き直したものが今日の記事である。 「建前」についてつらつら書いたら、いろいろ透けて見えてしまった。タイトルはそのなごりである。 具体的に書かないと伝わらないだろう。多少具体的に書こう。ぼくは消す前の記事で、本の「謹呈」とか「献本」についてのあれこれを...
2018年1月29日月曜日
病理の話(164) 人はなぜだいたい決まったサイズになるのか
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背の高い人もいれば低い人もいる。身長は主に骨格によって決まる。 体重もバラエティにとんでいる。ざっと世間を見渡して、成人男性だけを比べてみても、55キロと110キロくらいならすぐ見つかる。軽く2倍くらいの差があるわけだ。 だったら、脳のサイズだってもっと多様であってもよか...
2018年1月26日金曜日
脊髄だけが旅をする
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葉物野菜を煮て食べたところ、ほどよく歯ごたえがありほどよく柔らかかった。おいしいおいしいともりもり食べた。 ヒトの味覚というのはもともと、自然界にあるもののうち、食べて良いものを美味と感じ、食べてはいけない毒を苦いとか酸っぱいと感じるように進化してきたんだと漠然と思っていた...
2018年1月25日木曜日
病理の話(163) キャーのび太さんの
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ぼくらが細胞をみるとき、一番頻繁に用いるのはHE染色だ。ヘマトキシリンという青紫色の色素と、エオジンというピンクっぽい色素を使って細胞を染め上げる。 世界中の病理医や研究者がHE染色をもっぱら用いる理由は、数ある細胞の染め物の中で、 「HE染色が一番、細胞の中にあ...
2018年1月24日水曜日
完全体になれさえすれば
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医療系の雑誌の名前はもう少し何とかならんのかというくらいシンプルだ。「病理と臨床」とか「臨床病理」はまだいいほうである。「胃と腸」とか「肝臓」とか「胆と膵」。そぎ落としの美学であるな。正直ダサい。けどそこがいいともいえる。 思い起こせば、世の中でいちばん有名な科学雑誌のネーミ...
2018年1月23日火曜日
病理の話(162) 研修医が病理の勉強をする意味について正面から考える
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断続的だったのが次第に連続的になってきた。 何の話かというと、うちの病理に研修医がやってくるようになった、という話だ。しばらくの間は数年おきに1人くらいの頻度で研修医をお迎えしていたのだが、最近はもう連続で来る。研修医用に用意した小さなデスクがずっと埋まっている。 ありが...
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