脳だけが旅をする
安楽椅子ツアーです
2018年8月31日金曜日
病理の話(238) 群像劇と風雲たけし城
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「この病気の原因はなんなんですか」と問う人は、明確な答えを必要としている。 「ある細菌が感染したからだ」 「〇〇という遺伝子が変異したからだ」 しばしばこのような回答が用意される。 しかし、世の中にあるほとんどすべての病気は、単一の仕組みでは説明で...
2018年8月30日木曜日
金だけが旅をする
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判断に迷う事態に直面している。 この一文に、熟語が3つも含まれている。読者として小学生を想定していたらこういう文章を書いてはいけない。 どうしたらいいかなあ。ぼくは、おきてからずっと、かんがえていた。 ……いまどきの小学生はもうちょっと漢字読むかもな。 何が...
2018年8月29日水曜日
病理の話(237) 何度目かとなる病理診断とはなんなのかの話
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枝葉末節をとことん語るのもいいが、たまには全体をゆるやかに見ておきたいと思うものだ。 だから今日は、すごく入門的な「病理の話」をする。 病気を診断する理由とはなにか? そこからはじめよう。 あなたが具合が悪いとする。 なんだか体が重いとか、あちこちが痛いとか...
2018年8月28日火曜日
おじさんの加算
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阿部公彦「文学を <凝視する>」が激烈におもしろくて一気読みであった。 こんな論説みたいな本がおもしろく読めるようになる日が来るとはなあ、と思わなくもない。 でも、ぼくはそもそも中学高校のとき、国語の試験で読む文章のうち論説文が一番好きだったことを思い出した。...
2018年8月27日月曜日
病理の話(236) 病理医に向いているかどうか
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「はたらく細胞」がおもしろいということなのだがまだ見ていない。……けれどこのブログ記事を更新するころにはもう見ているかもしれない。 出張のときにはいっぱい本を読むからね。電子書籍ならなおさらです。楽しみにしている。 ぼくの性分を書いておくと、人体に何が起こっているかを...
2018年8月24日金曜日
戦い終わり朝が来る
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以前に、北海道内で、夜中の高速道路を長距離運転したことが何度かある。 北海道には高速道路がいくつかあるのだが、札幌から旭川方面(うえのほう)に行くときは、旭川まではほぼ片側2車線だ。特に問題はない。 しかし、釧路方面(みぎのほう)に行くときや、函館方面(ひだりしたのほう)...
2018年8月23日木曜日
病理の話(235) やり方を変えずに解像度だけ上げてもうまくいかない
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解像度が上がれば上がるほど真実に近づける、というのは、たぶん正しい。 ただ、 解像度が上がれば上がるほど役に立つ、とは限らない。 1990年代初頭くらいのCTと、それから30年弱が経過した今のCTでは、ほんとうに、まるでモノの見え方が違う。超音波検査なども同様だ...
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