脳だけが旅をする
安楽椅子ツアーです
2018年10月18日木曜日
プロの海女
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「何かひとつのことに熱中できるなんて今だけだよ」と若い人に言いたくなることもあるのだが、結局この年になってもいちおうまだ熱中はできている。 ただその持続時間は短くなった。我に返る回数が多い。長時間の没入が難しくなっている。 海女さんのように「潜っている時間に働く」イメージ...
2018年10月17日水曜日
病理の話(253) あるからには意味がある
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健康診断などで血液検査をすると、血液の○○という値が高いからどうだとか、低いからどうだとか言われる。 やれHDLコレステロールの値がどうだとか。 中性脂肪の値がどうだとか。 γ-GTPの値がどうだとか。 おかげで、これらの物質は「高ければ悪」という考え方で知られる...
2018年10月16日火曜日
つばをとばすやつを見ても思い出す
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創作者も、表現者も、ほぼ間違いなく、ある瞬間にはユーザーであるはずだ。 すぐれた絵画を描く人間も飯を食い本を読むだろう。あるいは音楽を聴き、枕で眠るだろう。 すぐれた文章を書く人もトイレで用を足す。Suicaにチャージして電車に乗る。確定申告で会計士と相談する人もいれば百...
2018年10月15日月曜日
病理の話(252) ケッペキすぎない程度に病気の分類
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病気を治すにはいくつかの手段がある。「いくつかの」ときたら分類だ。分類万歳、分類みな兄弟である。ぼくらはみんな分けている。分けているから給料もらえるんだ。 失礼、病理医は分類マニアなので分類について五億六千万四六時中考えている。だから分類となるとテンションが上がってしまう。話...
2018年10月12日金曜日
となりの家っsay
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WANIMAを聞く気がしない時点で、「若者の感性」はもうわからなくなっている。 たぶんそういうことなのだ。 SNSがあるからぎりぎり若者の文化の「情報部分」だけはぼくに届く。探して集めることもできる。しかし、「情念の部分」だけはどうしても届かない。彼らがおしくらまんじゅう...
2018年10月11日木曜日
病理の話(251) ある日の病の実況中継
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ある臨床医が病理検査室にやってきたのは、もう1時間くらい前のことだ。 それからずっと、ふたりで顕微鏡をみている。 臨床医は顕微鏡を覗くために、メガネを外して集合顕微鏡の前に置いた。 そのメガネに先ほどから、悩む臨床医の肘が当たっている。 「効くだろうか」 ...
2018年10月10日水曜日
無視するべきではないかと言われた
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おやつを食べる習慣を失ってしまった。 出張に行くと自分用にごっそりおみやげを買ってくる。 そのいくつかは職場にキープして、仕事のあいまにぼそぼそと食べる。 ここしばらく出張がなかったので、デスクのお菓子を食べ尽くしてしまった。 すると、とたんに、おやつを食べなくな...
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