脳だけが旅をする

安楽椅子ツアーです

2019年9月30日月曜日

病理の話(369) 病理診断ネットワーク

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病理医はもちろん日本全国にいるのだが、その所在はだいぶ偏っている。たとえば東京には何百人もの病理医がいて、特に若手はけっこう余っているとすら言われている。まあ実際にはたからみて、現場の話を聞いていると、それほど余っているようには見えないんだけれど、やっぱりほかの地方から比べると頭...
2019年9月27日金曜日

生命の定義

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ゲラゲラ、朝から自分のやってるウェブラジオのアーカイブを聴いて笑っている。すごいな今の一文。幸せしか感じない。 自分がしゃべってる音源聴いて笑う……すばらしい費用対効果……。 何かをしゃべったり書いたりするときに、受け手の気分とか事情とか前提知識のタイプとかを全く考...
2019年9月26日木曜日

病理の話(368) かぜってなんなの

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さて今日のぼくはかぜをひいている。 今回は鼻水も出ないしのどもさほど痛くない(全く痛くないとは言わないが)。 しかし、頭が重い。くらくらとする。 頭重感(ずじゅうかん)という濁点多めの言葉があるが、まさに文字通りのにごった重苦しい雰囲気だ。 こういうのを「頭が...
2019年9月25日水曜日

こういうのをたぶん孤独という

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たま『さよなら人類』の冒頭、二酸化炭素を吐き出したあの子のくだりに続いて登場する曇天模様の空の下というフレーズ、なんの違和感もなく受け入れていた。リズムがいい。75調で。 けれど自分では使わない言葉だな。 今ぼくがいるのは飛行場の待合室だ。大硝子のむこうに、曇り空。分厚く...
2019年9月24日火曜日

病理の話(367) 意中だけではなく意外までみる

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医者が患者を前にして、顔に手をそえて下まぶたをキュッとおさえて、まぶたの裏が白くなっていないか、白目が黄ばんでいないかと診察をする。両手首をにぎって脈をとり、同時に手のあたたかさや汗のかきかた、肌の水分量などを把握する。前から聴診器をあてて心臓や肺前面の音を、背中から聴診器を当て...
2019年9月20日金曜日

レボルバーじゃなくてリボルバーではないですかと問い詰められたこともある

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顕微鏡が壊れたので、修理をお願いしている間、代替機を使っている。 今までフルオートの電動レボルバーでラクをしていた。ボタン一つで自動的に倍率が切り替わり、しかも拡大倍率に応じて瞬時に光量や絞りの調節をしてくれるのだ。上位機種なのでピントもある程度合う。 しかし、代替機は手...
2019年9月19日木曜日

病理の話(366) 医者の世界での先生と生徒

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人間は経験を積むごとに、考えることが上手になっていく。 毎日サッカーボールを蹴っていれば少しずつリフティングが上手になるように。 ただ、サッカーのほうはどうか知らないけれども、思考の方には確実に、「上手になるコツ」がある。 たとえば、今医療現場で行われているいくつかの...
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Shin Ichihara
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