脳だけが旅をする

安楽椅子ツアーです

2021年5月31日月曜日

リアルを大事にしたいので

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ウェブで学会に出たあと、帰宅しながら別の研究会の幹事会議に耳だけで参加する。役員交代が終わり法人化に向けて進んでいる気鋭の研究会は議題が多く、家についてもまだスマホからは激しい議論が聞こえていた。スーツを脱いでジャージに着替えて、イヤホンをスマホに挿す。イヤホンにはクリップがつい...
2021年5月28日金曜日

病理の話(539) 言葉の端々に不安が見えたらそれをきちんと指摘する

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病理医の仕事のひとつに、臨床検査技師とタッグを組んで、「細胞診(さいぼうしん)」をするというのがある。一般的に「病理診断」と言われるものは組織診(そしきしん)であり、細胞診(さいぼうしん)とは微妙に異なるスキルが要求される。 病理医の中には、組織診(そしきしん)だけをすれば自分の...
2021年5月27日木曜日

5%の言い訳

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「クラファンの宣伝のときだけ出てきてわいわいnote書いてツイートしてRTして、クラファン達成したら引っ込んで二度と出てこない医者アカウント」の是非を考えていたら夜が明けた。それもまた善意なんだろうと結論して是のハンコを捺す。ちかごろは5時を過ぎると世の中が明るくてうれしい。札幌...
2021年5月26日水曜日

病理の話(538) ガタがくるということ

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人間がもっている臓器はすべて「一生モノ」であり、どれもこれも生涯使い続けなければいけない。だから、どうしたってガタがくる。時を経ることで臓器がどれくらいへたるかというのをみなさんに実感してもらいたい。人間の体のパーツは経年劣化する。 さあ、どのパーツの話をしようか。本当は、心臓の...
2021年5月25日火曜日

編集者の効能

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本を買うスピードを落として、かわりに本棚にある分厚い医学の成書を頭から読む時間にあてている。これまで辞書的に使っていた本たちを通読することで、時間がどんどん解けていく。掛け値無しに楽しい。 「ぜんぶ読む楽しみ」をわかってくれる人は多い。実際にやるかどうかはともかく、「ああ、それが...
2021年5月24日月曜日

病理の話(537) サイコロのイメージ

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某看護学校での講義で、学生さんに質問されたことがある。 「先生、何歳からやってたら子宮頸がんになりやすいんですか?」 なかなかパンチのある質問だ。ふつう、「先生」にはあまり用いないタイプの言葉使いである。笑ってしまった。 ぼくは、この人から質問を受ける直前、授業中に、以下のように...
2021年5月21日金曜日

気持ち悪くない700

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ブログのアクセス数は、はじめたときからほとんど変わらない。少ない日で1日700人(ユニークユーザー)、多めの日で1日900人。ぼく以外の誰かがツイッターでURLを載せてつぶやくとアクセス人数がパンと跳ねて2000とか3000とかになる。けれどだいたいそこまでだ。フォロワーが8万人...
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