脳だけが旅をする
安楽椅子ツアーです
2022年2月28日月曜日
脳だけが旅をする
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日ごろ、脳内にはいつも、複数のイメージが流れている。そのイメージは直近に起こったばかりのことを振り返ったものだったり、今日の夜をどんなふうに過ごそうかという夢想だったり、今日と似たような陽気の日に眺めた同じ場所の過去の風景であったりする。 街の大きな交差点の、ビルのカドにくっつい...
2022年2月25日金曜日
病理の話(630) さじ加減の加減
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医療においてはしばしば「さじ加減」が問題となる。 「さじ加減」は、いい意味で使われることもある言葉だけれど、医療を語る文脈だと悪い意味で使われることも多い。たとえば、 「細胞ががんかがんじゃないかは、病理医のさじ加減ひとつで決まるんでしょ?」 みたいな言い方だ。ここには揶揄のニュ...
2022年2月24日木曜日
成長の証
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あれは3連休の2日目から3日目にかけてのことだった。 今週は平日のうちに診断業務をすべて終わらせておいたから、休みの間に心行くまで原稿が書けると思った。そして、実際そのようにした。朝から晩まで精魂込めて原稿を書いた。そして無事、明日にまだ1日休みを残した状態で、原稿を書き終えた。...
2022年2月22日火曜日
病理の話(629) チラ見妄想パワー
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研修医が当科に来ているので、病理をいちから勉強してもらっている。まずは何からやったらいいかな、と考えて、大腸癌の手術検体から見てもらうのがいいだろうな、といつものように考えた。 大腸癌の診断には基礎的な事項がいっぱい詰まっている。最初から膵臓や膀胱などを見るよりも、まずは大腸から...
2022年2月21日月曜日
オルグの割合を下げる
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「閾値」という言葉を見ると加藤茶が出てきてくしゃみをする。イーッキチ、である。 加藤茶のくしゃみのような「キラーギャグ」は、使い所が肝心だろうな、ということを今さらながらに思った。使いすぎれば飽きられるし、出し惜しみすると忘れられる。「8時だョ!全員集合」の番組内で、場が温まって...
2022年2月18日金曜日
病理の話(628) 病理診断報告書をどのように読んでもらうか
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初期研修医が当科に研修に来ているので、病理診断のあれこれをかなり基礎から教えている。 すっかり中年のぼくが、ほとんど脊髄反射で処理しているような仕事も、習い始めにはひとつひとつ、「なぜこのように書かなければいけないのか」「なぜこのような処理をしなければいけないのか」と、確認して覚...
2022年2月17日木曜日
スカイツリーのおみやげを買ってない
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アクセサリーが要らなくなってきた。 この記事で言うアクセサリーというのは、別にネックレス・指輪のたぐいでもなければ、カー用品でもない。「根付」や「キーホルダー」、「ミニフィギュア」、「ステッカー」、すなわち旅行のおみやげのことである。 かつてのぼくは出張をするたびに、取るに足らな...
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