2017年5月30日火曜日

かんなんなんじをたまにす をスッと変換できるのはドラえもん読者

感染性腸炎になり、一番ひどかった日はさすがに仕事を早退してしまった。

次の日は出勤した。ただ、周りが気にするだろうなあと思った。そりゃそうだ、感染だったら家に引っ込んでてくれないと困る。うつされたらたまったもんじゃないし。

ということで、翌日のぼくは、マスクと手袋で一日過ごした。なるべく人と接触せず、もとからデスクは部屋の一番奥にあるから、必要のない会話もしないようにして。

キータッチが狂う。

手袋というのは思った以上に動きを変えてしまうのだなあ。外科医は偉いなあ。

「限局性」と入力したつもりが、「げんkちょくせい」になっていた。

あーあー、と思ったところで、ま、試しに変換してみようかなと思って、スペースキーを押す。

すると、「げんkちょくせい」と入力していたものが、きちんと「限局性」と表示されるではないか。

おおーATOKすごいな。そんな誤入力の訂正までしてくれるのか……。



Googleは、検索語句を入力ミスしても、本人がたどり着きたかった結果を表示できるようなアルゴリズムを使っているという。いわゆる「もしかして」というやつだ。

うん、人間のミスを、コンピュータがミスにしなくしてくれる時代なんだなあ。

ぼくはとても感心したのである。



ためしに一つ、誤入力をしてみよう。

「名探偵こんな」と入力して検索してみた。

出てきたのは、


・名探偵コンナン
・名探偵こんなんでました
・名探偵こんなんおかしいやろ

などの、ネタ化された、コナンくんであった。



そこはスッとコナンくんだけ出してくれてよかったんだけどな。

ネタまで察するのは人間にまかしといてくれていいんじゃないかな。