そこで、わかったこと。
ドラマ「フラジャイル」が放送されてから、病理や病理医について語る人の数が、如実に増えた。
「推しキャラを病理医にした二次創作モノを嬉々として語る女性」。
何を書いているのかさっぱりわからない人もいるだろうが、いい。こんな日がくるとは思わなかった。
何を書いているのかさっぱりわからない人もいるだろうが、いい。こんな日がくるとは思わなかった。
「病理医」が、まるで外科医や物理学者のように、観念的な、ある種のイメージを伴う、必ずしも現実とは一致しないかもしれないが、しかしアヤシイ魅力を持つコトバとなって、人口に膾炙していく様子を、ぼくはこの5年間、観察し続けてきたのである。
ときに、医学生なのだろう、こんなツイートわ見る日もある。
「病理実習めんどくせ、絶対病理医にはならね」
はじめてこのツイートを見たときのぼくの感想はこうだ。
「び、病理医が、選択肢に登場してる! 忘れ去られてないんだ!」
ぼくは、自分の家族や友人に、自分の職業を説明するのがとても楽になった。
長瀬くんのやつだよ。
これでいい。リアクションはこうだ。
「似ても似つかねえwww」
このやりとりができること、なんて幸せなんだろう。
ときに、医学生なのだろう、こんなツイートわ見る日もある。
「病理実習めんどくせ、絶対病理医にはならね」
はじめてこのツイートを見たときのぼくの感想はこうだ。
「び、病理医が、選択肢に登場してる! 忘れ去られてないんだ!」
ぼくは、自分の家族や友人に、自分の職業を説明するのがとても楽になった。
長瀬くんのやつだよ。
これでいい。リアクションはこうだ。
「似ても似つかねえwww」
このやりとりができること、なんて幸せなんだろう。