2021年5月7日金曜日

つなぎは洗いづらい

なんつったっけ、地味ハロウィン?

えーと画像あったかな。探します。


https://dailyportalz.jp/kiji/jimihalloween2020_pictures


あったあった。以下、上記デイリーポータルZより、一部引用する。


・ハロウィン定番の仮装ではなく、仮装の対象にならないような人たちの仮装をする
・年にいちどのとんちを競い合うイベントとして定着


下の「年にいちどのとんち」を一瞬「いのちのうどん」に空目したところで話を先に進めると、まあスナック芸というか、いわゆるフフッ系お遊びである。



こないだ、「市原は毎日、地味ハロウィン」と言われて納得した。どれだけ早く歩いてもバンドのところがちぎれない中国製の黒のクロックス(ただし穴が異常に多い)を履き、腰のところをヒモで留めるイージーパンツ(GU)にベルトを合わせ、シャツ工房で7年前に買いためたワイシャツ、ノーネクタイ、ジャケットなし、サージカルマスク、ネックストラップにつながった病院支給のiPhoneとIDカード。これで病院内をビュンビュン歩き回っていたら某部門で「用務員さんが競歩してる」とうわさになっていた。


用務員さんをリスペクトするならパンツはもう少し灰色系に近づけたい。足はスニーカーがいいかもしれない。腰から手ぬぐいをぶら下げるとそれっぽい、というツイートを目にした。それはまたずいぶんと昔の用務員さんだなあ。つなぎを着ると似合うだろう。でも感染対策的に病院職員が毎日洗えないものを着るのはだめだと思う。


『フラジャイル』の病理医・岸京一郎は、スーツのジャケットを羽織り、ネクタイもしている。でも一度だけ、ジャケットを脱いでネクタイの先っぽをワイシャツのポッケにぶっ刺しているシーンがあった。放射線科医・高柴が昔使っていた古いCTを起動するために汗をかいていた(かいていなかった)シーン。ほかならぬぼくが「おっ、病理医っぽくない格好してるな」と思ったくらいで、やはり病理医は全身スーツで勤務するのが似合う。そしてぼくは似合いの格好で仕事をするのがきつくて照れてしまうタイプだ。