季節の変わり目とはいつか。春とか秋だろうか。
夏は夏風邪というのがある。
冬は寒いので風邪に注意しなければいけない。
そして季節の変わり目には体調を崩しやすい。
人間は年中体調管理をしている必要がある。
そして体内には年がら年中体調管理してくれるやつがいる。
腎臓とか肝臓である。
そこがカンジン、ってやつだ。
まあ日本語というのはよくできている……。
しまった、今日は「病理の話」ではなかった。
関係ない話をしなければいけない。
これはもうぼくの中では絶対のルールとなりつつある。
たまに混乱するけれど、ブログの中では、病理の話とそれ以外の話とを交互にやっていくことに決めているのだ。
となるとやはり今日はハットリ君の話をするべきだろう。
マンガ・アニメ・あるいは実写でもおなじみの、忍者ハットリくんの本名は、「ハットリカンゾウ」である。
これはもちろん実在した忍者(?)、服部半蔵のパロディであろう。
しかし、パロディにするにしても、なぜカンゾウという名前を選んだのかはふしぎである。藤子不二雄Aのネーミングセンスはすごい。
ハットリくんの弟はシンゾウという。
そして父親はジンゾウというのだ。まあよく考えたものだ。たしかにこの3つは響きが人名っぽい。ヒゾウはちょっと人名っぽくない。スイゾウはいけるかもしれない。
ところで、母親の名前はなんというのだったかな。
思い出せない。
昔はここまでで思考が止まっていた。でも今のぼくにはGoogleがある。
さっそく調べてみることにした。きっと、気の利いた「臓器関連の名前」がついているはずだ。副腎あたりかな。下垂体あたりかな。……人名っぽくないな。
以下、Google検索結果である。
……くそ……名前不明……だと……?
Wikipediaを眺めてみたが、カンゾウシンゾウジンゾウと揃えているくせに、それ以外のキャラクタは全く人体と関係がない。ぼくはコミックス(新原作版)を持っていたのである程度知ってはいたが、それにしても、今さらながら笑ってしまった。
出オチじゃん。
でも、なつかしかった。
猿飛猿助とか、雲隠才蔵とかいたな。雲隠才蔵はタバコみたいなやつを吸って雲を出すんだ。ケンイチうじに「タバコはだめなんだぞ」とか怒られていたっけ。
ああ、白猫斎なんてのもいたな。すごい迫力の、甲賀の猫だ。
そしてニヤニヤが収まって少しセンチメンタルになったぼくは、最後に出てきた機械流の忍者の名前を見て、ふいをつかれてしまった。
そこには、シノビノ光門、と書かれていた。
そうか……こうもんがあったな……。