ゲラゲラ、朝から自分のやってるウェブラジオのアーカイブを聴いて笑っている。すごいな今の一文。幸せしか感じない。
自分がしゃべってる音源聴いて笑う……すばらしい費用対効果……。
何かをしゃべったり書いたりするときに、受け手の気分とか事情とか前提知識のタイプとかを全く考えずにスッと出すフレーズは、本当に不親切で、最高だ。
無加工の情報を世に出しても、検索の力によって、数少ない「同志」たちが、抜き身の情報を喜ぶ変態たちが、集まって来てきちんと消費してくれる。
最近はほんとに、いつどこで自分がノーストレスでロウデータを口から出せるか、みたいなタイミングを、虎視眈々と狙っている。
伝わりやすいように、みんながわかりやすいように、共有してでかい何かを作れるように。
わかる、大事だ、そういうのがんばらないといけない、そして、クソみたいな手間がかかるよね。
Googleホンヤクが真っ先にやるべきは、英日翻訳とか日英翻訳とかではなくて、日日翻訳だ。
自分がどれだけわかりにくいことを心のままにつぶやいても、Googleを介することで世の大半の、偏っていない人々にきちんと伝わるような言葉に言い換えてくれるシステムがあるなら、見てみたい。
そして、Googleが言い換えたフレーズを見て、酒を飲みながら、
「そうじゃねえよ、そんな簡単に言い換えたらおもしろさが一ミリもつたわんねぇだろ! ばっかだな!」
とか絡みたい。たぶん最終的に、ぼくの話が伝わる相手は、Googleの集合知性だけになる。誰もがそうなる。すばらしいディストピアだ。いや、ユートピアか?