2016年12月5日月曜日

二つ名モンスター狩猟クエスト

研究会の懇親会で、斜め向かいに座っていた先輩医師に、
「せんせい、ブログもやってんのお!?」
と驚かれた。

「それは、検索すればすぐ出てくるの?」
と聞かれ、いえ、ツイッターにまずはお越し頂き……と返事しようとしたら、向かいに座っていた女性医師が、

「ヤンデルで検索すりゃ出ますよ。」

と吐き捨てた。ちょっと笑ってしまった。

「市原」として参加している研究会で唐突にヤンデルって呼ばれることに、いまだに慣れないことが、少しおもしろかった。


そういえば、先日東京で参加した感染症の勉強会や、札幌でぼくらが開催した感染症の勉強会は、どちらも「病理医ヤンデル」として企画・参加したので、会場でしきりに「ヤンデル」と呼ばれたのだが、いちいち横を通る店員さんの顔が気になってしまったし、少し耳たぶの下の方が赤くなった。


昔から、「ネットで使うハンドルネームは、リアルで呼ばれても大丈夫なように、あまりはっちゃけすぎないようにする」と決めていた。けど、ハンドルネームをリアルで呼ばれる機会自体がほぼ無かった。油断していたのだろうな。病理の病をとって「ヤンデル」にしよう、と考えた時は、リアルで名乗る日が来るとは正直思わなかった。気づいたら公衆の面前でヤンデルだ。もう、しょうがない。


ときおり、ぼくはネットで、検索避けなのだろう、「某病理医」とか「某ヤ」などと記載され悪口を書かれている。さすがにいちいち検索してチェックすることはしないが、探しに行かなくてもたまに飛び込んでくるので、そっとミュートしてそっと忘れるんだけど、この間は、「某病人」と書かれていた。検索避けもここに極まれり。


おかげさまで元気です。