そろそろ時効かなと思うので書くが、まあ実は一度どこかに書いたことはあるので時効というか執行猶予が明けたくらいのタイミングにはなるのだが、ぼくは北海道のとあるラジオ局で番組をやらないかともちかけられたことがある。
そのときぼくはボスと相談して「まだそういうことをやれるほどの人間ではないだろう」という判断でお断りした。
今でも人間としてはたいしてかわってはいない。
しかし当時よりももう少しだけラジオが気になっている。
毎日どこかのタイミングで必ずラジオを聴いている。
できればおとなしく、叫ばない、静かなラジオを聴きたいと思っていて近頃はNHK-FMをよく聴く。
ラジオがほかの媒体とくらべて段違いに「いい」ところはどこか、というのを今考えていた。
受け手がキホン「ひとり」だ、というところだろうなあ、とか思う。
品切れがないのがいい。
バズらないのがいい。
距離が近い。イヤホンと鼓膜の距離はミリ単位だ。
遠い。ろくに触れた気にならない。温度ゼロ。
全肯定がある。
ふつうはないのに。
うれしい、ありがたい、がいえる。
ああーツイキャスやるか。
そういうことじゃないんだよ。
リアクションが遅くて近い、遠くて動くやつがいい。
ちきしょう全部やられちゃったなあ。腹立つなあ。