2021年3月8日月曜日

何の役に立つんだ

右手の親指の爪を、「右手の中指の側面」、第一関節と第二関節のあいだあたりに、知らず知らずに押しつけていることがある。

親指と中指でOKサインを作ってみてほしい。

そのOKから親指を、中指の横にそって根元側に少しすべらせた感じだ。

よく、そのへんをコリコリかいている。

特に意識してやっていることではない。くせなのだろう。



さっき手を見ていたら、中指のその部分だけが硬くなっているので、「ああ、そういえばそういうくせがあるなあ」とわかったのだ。

実は左手にもある。完全に対称ではないけれど似たような位置の皮膚が硬くなっている。

今こうして、ブログに「くせ」のことを書いていて、余計にわかったことがあって、それは、ぼくはキータッチをバカスカしている最中、手が止まると、自然と親指で中指の横をコリコリかいているのだ。

つまりはキータッチと関係するくせだったのである。書いているときに自分の手にそれほど注意を払ったことがなかったのでわからなかった。






どこかの星から宇宙人がやってきて、ぼくとそっくりに擬態したとする。

そしてやつは職場に潜り込む。ぼくがある日出勤すると、ぼくそっくりのニセモノが先にデスクに座っていることに気づく。

びっくりする。完全にぼくなのだから。

あとから出てきたスタッフたちのうち一人は失神し、一人は失禁し、一人は腹を抱えて笑っている。さあ、どちらが本物か、あるいはどちらも本物なのか、そしてこれから先、わが病理検査室はどう進んでいくのか?

ぼくは言う。こいつはニセモノである、と。

しかしヤツもいうのだ。「こいつこそニセモノだ。」くやしいが声帯まで完璧に似せられているので声では区別がつかないようである。

そこでぼくは一計を案じる。「こいつはニセモノだ。ぼくに固有の『クセ』をあらわす、中指の硬くなった部分がないはずだ。ほら、ぼくの手はこのように硬くなっている。こいつにはそれがないだろう!」





……まわりはキョトンとする。

いや~市原先生にそんなクセがあるなんて聞いたことないですし……。






えっ、クセって、「その人固有の何か」であるにも関わらず、本人確認には使えないの?






というわけでクセなんて発見してもいいことはないので今日の記事のことは忘れてけっこうです。